EP709A|EP708Aとのちがいは?【2つの違いまとめ】
EP-709AとEP-708Aのちがいは何だろう?
EP-709Aは、2016年9月発売のカラリオのリニューアルモデルだ。
旧モデル・EP-708Aからの変更点なのだが、どうも変更点が見えづらいので、購入検討されている方に簡単レビューしておきたい。
(ちなみにEP-708Aは2016年1月発売のモデルで型落ちとするには時期的に早いのだが…)
ちがいは明瞭だ。
EP-709Aと708Aのちがいは2つです!
ちがいはたった2つ
従来の80番インクからITHインク(通称イチョウインク)に変更された。ただし、インク変更で表現力がどう向上したのかはメーカーから非公表なのでカスタマーセンターに要確認である。
とはいえ、新開発インクでカラープリントをきれいにするための代償といってはなんだが、印刷コストが若干はね上がる。イチョウインクでは26.5円のコスト。EP-708Aでは、大容量インク(80番Lインク)を使えば20.6円までコストを下げることができた。
どちらもL判写真を一枚印刷するのをベースとした時のコストだが、
EP-709Aの新インクには大容量タイプがないので、上記のコスト差は大容量タイプが使えないことからの差ではないだろうか。大容量タイプがないことは、ユーザーにお得感がないことを意味する。
もっとも、現実的な使用感を考えるとちょびちょび印刷する人にとっては
このコスト差は実感できないかもしれないが。
一方で、大量印刷する人にとっては100枚印刷する頃には約590円の差がでるので、結構な価格差になる。(EP-709Aのほうが高い)どちらもL判写真をベースとした時に予想される使用感だ。
いずれの場合もカラー写真をプリントするときはある程度のインク減りは覚悟のうえで使用してほしい。インク減りが激しいのは近年の各社プリンターの傾向だからだ。
EP-709A | EP-708A | |
---|---|---|
外観 |
|
|
対応インク |
ITH(イチョウ)インク |
80番インク
|
印刷コスト | 約26.5円 ※大容量使用不可 | 約20.6円 ※大容量使用時 |
発売日 | 2016年9月 | 2016年1月 |
それで、EP-709AとEP-708Aのどちらがいいの?
新開発インクのセールスポイントがエプソン公式HPでも不透明である。目玉的な要素はないと考えられる。
前者はは2017年3月14日(火)現在ではAmazonで1万0800円、EP-709Aは9482円であり、古いモデルのほうがやや高い。
しかしながらインクコストの問題がある。
2017年の春になってからEP-709Aにも互換インクが発売されたためEP-709A、EP-708A共に互換インクが使用可能になったものの、純正インクベースでも互換インクベースでもEP-708Aのほうが圧倒的に安いのが実情である。
結論
本体価格の問題とインクコストの問題の2点を考慮して購入を決めたい。インクコストのお得感で考えるならだん然EP-708Aがおすすめ!
>>EP-709Aにも互換インクが発売(ITH-6CL互換)<<
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